段ボールとJISマーク

今や大概のものにJISがあるように段ボールにもJISがあります。
段ボールのJISを見てみますと、Z 01041は段ボール用語についてで、段ボール産業で使われる主な用語について規定しています。
Z 0402は段ボールの接着力試験方法で、JIS Z 1516に規定する段ボールの成形された中しんの初段とライナーとの接着部の引き剥がし抵抗値を求める試験方法についての規定という極めて専門的なものです。
Z0403-1とは段ボールの平面圧縮強さ試験方法についての規定です。
また、Z 0403-2は段ボールの垂直圧縮強さの試験方法についての規定です。
Z 1506は外装用段ボール箱について、質量と内法寸法により使用する段ボールとその種別を規定しています。
JISはまだあります。
Z 1507は段ボール箱の形式についてで、外装用段ボール、内装用段ボールおよび付属類の形式についての規定とありますが、いささか専門的に過ぎる表現です。
Z 1516は外装用段ボール箱の製造に用いる段ボールについての破裂強さを基準に8種類を規定、とあります。
いずれの表現も極めてお堅い四角張ったものなのでこのように説明されてもなかなかピンときませんが、とにかく段ボールがJIS規格できちんときめられていることは私たちにとっての安心材料になります。
ただし、輸入される様々な商品や製品を入れた外国産の段ボール箱に関しては、このJIS規格は関係ありません。
しかし、大概の国にはJISに似た規格があるでしょうから、それほど大きな差があるとは思えません。
ところでJISとは何のことでしょうか。
一応調べましたので紹介することにします。
JISとは英語でJapanese Industrial Standardsの頭文字をとったものですが、日本語にすると日本工業標準となります。
JISは国家規格ですが、様々な産業分野別に細かく分けられていてそれぞれの分野別にアルファベットの1文字と原則として4桁の数字との組み合わせでの番号がついています。
ですから段ボールにはアルファベットのZがついているのです。
なお、2004年に工業標準化法が改正されたのに伴い2005年からJISに適合したことを示すJISマークの表示制度が改められています。
この改正によりJISマークのデザインも変更されたため2008年9月以降には旧式のJISマークは仕えなくなっています。
なおJISのAからZまでの分野を全部あわせると何と9000件を超えるJISが制定されているそうです。
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